通学電車物語



そしてもう一人



そんな2人のステキな勘違いのやり取りを



「わしゃ遠くから、ずっ~と見ておったよ」


「「え!?」」



ばーさんは、彼等のやり取りを一部始終見ていて笑っていたのだ



わかっていて、最後にあんな下らない提案をしたらしい



今岡清羅はそれを聞いた瞬間、自分の醜態を思い出して青くなった



「なんせ4.0は見えるからな」



そう言って2人に差し出したのは
和菓子と洋菓子を合体させた
生クリーム入りの苺大福






「し、師匠-----!!」


羽柴司の声が電車内に響いた







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