【完結】ヒミツの極秘結婚【社長×秘書】
「……さ、わたしも寝ようかしら」
明日も朝が早いし、朝ごはんも作らなきゃイケないし。
社長にも栄養のあるもの作ってあげないと。
そして部屋に戻ったわたしは、ベットに潜りすぐに眠りについた。
「……ん」
あら、もう朝なのね……。
でもなんか、あんまり寝た気がしないわ……。
疲れてるからかしらね……。昨日もスケジュールの調整したりと、残業してたから。
「……もう7時なのね」
社長が起きる前に、朝ごはんを作らないと。社長もお腹空いてるだろうから。
そしてベットから起き上がったわたしは、キッチンへと向かった。
「……え??」
あら、なぜかしら??
キッチンに社長らしき人がいるわ……。
でもこの家にはわたしと社長しかいないハズだから、ほかの人がいるなんてことは、あり得ないわ。
そもそもあってはならないわね。
「……わたしは夢を見てるのかしら??」
なぜ社長がキッチンにいるのかしら??
しかもこんな朝早くから。
いつもなら、まだぐっすりと眠っている時間よ??
一体どういう風の吹き回しかしら??
「……社長、おはようございます」
「うわっ!!ビックリした。……驚かすなよ」
「すっ、すみません」