【完結】ヒミツの極秘結婚【社長×秘書】



「なんでって……」

ああ、拗ねる美優紀もカワイイ。こうやって美優紀をからかうと、普通の女の子みたいになるからいいな。
そこがたまらなく好き。 食べちゃいたいくらい、カワイイな。

「……美優紀、キスしていいか??」

「え?? なっなにをおっしゃるんですか!?ダメに決まってますよ。わたしたちは仕事……」

「そんなの関係ない」

「しゃちょ……んっ」

美優紀の言葉を、俺の唇で塞ぐ。 美優紀とのキスは、実は初めてじゃない。
美優紀が寝てる時に何回か内緒でしたことがあるから。

こんなこと言うと、美優紀に怒られるから全然に言わないけど。
だけど美優紀の唇は、柔らかくて甘いから好き。

「な、なにをするんですか……!!」

美優紀が真っ赤になった顔で言う。

「顔真っ赤になってるよ??美優紀」

「だ、誰のせいだと、思ってるんですか……」

「でもそんな美優紀もカワイイ」

「か、か、からかわないでください……」

「だって、ほんとにカワイイよ??今すぐ食べちゃいたいくらいにね??」

「なっ……なななっ……」

「ほんとにカワイイ」

「しゃ、社長なんて、キライです……!!」
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