【完結】ヒミツの極秘結婚【社長×秘書】
「まあそんなことだろうと思ったがな」
と、親父は呆れながら言った。
「そんなことをわざわざ言うために、電話してきたのか??」
「それはそうとお前、これからどうするんだ??こうなった今、一刻も早く何とかしないとお前の将来に関わってくるぞ」
「わかってるよ。それを今考えてる所だ」
「それよりマスコミは大丈夫か??マスコミは駆けつけてくるのが早いから、気をつけろ」
「……ああ、わかってる」
面倒なことになっちまった……。
「いいか??絶対会社が不利になるようなことはするなよ。本当に潰れるぞ」
「わかってる。必ず何とかする」
そんなことわかってるんだよ、俺だって……。
今こうして痛いくらい身にしみてる。