【完結】ヒミツの極秘結婚【社長×秘書】
なんだかんだで、今回は親父が助けてくれることになった。
今回ばかりは憎めない。
さて、とりあえずどうしような……。
このままじゃ埒(らち)が明かない。
とりあえず週刊誌のことを調べてみるか……。
なんか手がかりがあるかもしれないしな。
「おい、宮本」
「はい。なんでしょう社長??」
「外にマスコミは来てるか??」
「……いえ、今の所は」
「そうか。じゃあ、車を回してくれ。ちょっと出掛ける」
「え?? ですが……」
もう一人の秘書、宮本は俺の言葉に困惑しているようであった。
「いいから早くしろ。 そうだ、念のため車は裏口に頼む」
「……はい。かしこまりました」
宮本はすぐに運転手に電話して、車を裏口に手配してくれた。