【完結】ヒミツの極秘結婚【社長×秘書】
そしてお風呂に入り、髪の毛を乾かしていた時に、社長が帰ってきた。
「美優紀、ただいま」
「秋一さん、おかえりなさい。 会食、お疲れ様でした」
「ああ。急で悪かったな」
「いえ。お風呂、沸いてますよ??」
「……ああ、入ってくる」
「じゃあ着替えを……。きゃっ⁉あ、あの、秋一さん……!?」
突然社長に後ろから抱きしめられてしまい、びっくりして、心臓が止まりそうだった。
でも、社長の体はとても温かくて、優しい温もりだった。
「ーーー美優紀、愛してる」
「え……??」
突然の告白に、わたしはどうしたらいいか分からずに、テンパってしまった。何も言えなくなった。
「しゃちょっ……んんっ……」
そして突然、壁に押し付けられ、キスの雨が降り注ぐ。
わたしは次第に社長の背中に手を回し、そのキスを受け入れていた。
そのうち、キスはだんだんと深くなり、何度も角度を変えて、キスをしてくる。
こんなキス初めてで、さらに胸がドキドキしてしまう。
「んっ、しゃちょ……?? わっ⁉えっ、ちょ、秋一さん……⁉」
社長はわたしの体をお姫様抱っこで持ち上げると、そのまま社長の部屋のベッドへと降ろし、またベッド上でキスをする。
「んんっ……」
社長、どうしたのかしら……。いつもの社長より、何倍も男らしくて、しかもいつもより激しいキスをしてくる。
こんなの、初めてだわ……。なんだか、心の中まで溶けそうになってしまう。