【完結】ヒミツの極秘結婚【社長×秘書】


「んっ……しゅ、いちさん……。愛してる……」

「ん、俺も愛してるよ」

社長も我慢が限界だったのか、自分もスーツをすべて脱ぎ捨てて、またわたしの上に跨った。 少し暗闇で、今どんな格好なんて分からないけど、服を着ていないことだけはわかる。

わたしもこの身体越しに、秋一さんの鼓動を感じるから。
そしてわたしの身体に愛撫しながら、わたしの反応を見ている。

「あっ……ダメッ……」

「カワイイ、美優紀」

そう言いながら愛撫を繰り返す。
わたしはもう恥ずかしさにたえるのが精一杯で、なにも考えられなくなっていた。

「んっ……秋一さん……っ」

秋一さんは、何回も好きだと言ってくれた。
愛してると、言ってくれた。

「あんっ……んっ」

「……美優紀」

「あぁっ……っ、んっ……」

恥ずかしさとドキドキが絶頂を迎えた頃、ゆっくりと秋一さんの身体が深く力強く、重なり合い始める。

わたしは秋一さんの背中に手を回してしがみついた。 この温もりが、今までで一番幸せで……。

こんなにも愛おしいものだなんて、思わなかった。
たくさんキスをしながら、わたしの手をぎゅっと握りしめ、何度も身体を重ね合わせる。

「しゅっ、いちさん、愛してる……」

「ああ、俺も愛してるよ……美優紀」

秋一さんの身体もとても熱くて、刺激的で、ずっと意識を秋一さんの方へ向けられる。
ーーー秋一さんのこと以外、なにも考えられなくなる。

「んっ……っ、あぁっ……」
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