【完結】ヒミツの極秘結婚【社長×秘書】


美優紀と結婚して、美優紀をこんなにも好きになって、美優紀との間に子供が出来て。
こんなにも幸せだと感じるのは、美優紀に出会ったからだ。

美優紀と公私共にパートナーになって、支えてもらっているのは俺の方。
美優紀の笑顔に、いつも支えてもらっている。

「美優紀、そろそろ中に入ろう。風邪を引いたら大変だ」

「はい」

家の中に入り、ソファーへと腰掛ける。

「美優紀、何か飲むか?」

「あっ、ならわたしがやりますよ」

「大丈夫だ。立っているついでだ」

「……では、ココアをお願いします」

「りょーかいしました。奥様」

「もう、秋一さんったら……」

こんなふうに照れる所も、愛おしいとさえ思ってしまう。
そんな俺の、カワイイ奥さま。

「はい。ココア」

「ありがとうございます」

美優紀にココアの入ったマグカップを手渡す。
隣に座り、テレビを見ながら一緒にココアを飲む。

こんな小さな事でも、幸せだと思うのは美優紀が隣にいるからだと思う。 美優紀には本当に感謝しかない。
こんな俺と結婚してくれて、プロポーズを受け入れてくれて、そして俺の子供が産みたいと言ってくれた。

そんな美優紀が、元気に赤ちゃんを産めるように一生懸命サポートしていかないとな。
元気な赤ちゃんを産んだら、三人で色んな所へ出かけたい。
< 252 / 290 >

この作品をシェア

pagetop