【完結】ヒミツの極秘結婚【社長×秘書】
「……ですね。親バカですね、完全に」
「でも可愛いんだから、仕方ないよな??」
「そうです。仕方ないです。これはもう本能なので」
「だよな」
そんなことを話しながら自宅へと帰ると、美優紀の両親が秋哉と美鈴を連れて玄関まで迎えに来てくれた。
「ただいまぁ」
「お帰りなさい」
「ただいま帰りました。すいません、お義母さん。また子供たち見ていただいて」
「いいのよ、気にしないで??子供たち、大人しく遊んでたから」
「本当にありがとう。お母さん。助かったよ」
「いいのよ、いいのよ。 あ、そうだ。お夕飯作っておいたから、温めて食べてね??」
「ありがとうございます。何から何まですみません」
「いいのよ。今は大変な時期なんだから。いつでもまた、頼ってくれて構わないからね」
「ありがとうございます。頼りになります」
「可愛い孫と娘の旦那さんのためだもの。お気になさらず」