【完結】ヒミツの極秘結婚【社長×秘書】

side美優紀

✱　✱　✱




ーーーそして迎えた、結婚式当日。


わたしはウエディングドレスに着替え、メイクをしてもらっていた。
鏡越しで見る、今までと違うわたしに、少しドキドキする。

「出来ました、奥様」

そう言われて鏡をもう一度見る。その姿は、本当になわたしなのかと思うくらい、今までのわたしからは想像出来ないくらいの姿だった。

「……うわっ」

「とてもおキレイですよ??今日と言う日に、本当に相応しいほど、お美しいです」

「……ありがとう、ございます」

そう言われて、なんだか照れてしまう。

「奥様がこんなにもおキレイだと、旦那様はますます惚れ直してしまうかもしれませんね??」
　
「えっ、そうでしょうか??」

「はい。そのくらい、とてもお美しいですよ??」

「……ありがとうございます」


ドレス姿を見てわたしは、今日、本当にあんなに大勢の人たちの前で、秋一さんと結婚式を挙げるんだなって思った。

なんだか照れてしまうけど……。
だけど楽しみもあるし、嬉しさもある。今日と言う日が最高の日になるようにしたい。
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