【完結】ヒミツの極秘結婚【社長×秘書】
社長と一緒に住むなんて、今まで1度も考えたことなかったわ。
ましてや結婚、なんてことも。
「社長、今日からよろしくお願いします」
「ああ」
「早速ですが、社長」
「なんだ??」
「今日の夕食は、なにがいいですか??」
「夕食??」
「はい。料理はある程度やっていたので、時間がある限り作りますので。 社長の口に合うかどうかは、わかりませんが」
「ほんとに??美優紀の手料理とか、すげぇ楽しみ」
「お口に合わなかったら、すみません」
「大丈夫だよ。美優紀の料理絶対うまいと思うし」
「ありがとうございます。ですがあまり、期待はしないでください」
「大丈夫だ。 でも美優紀がそう言うなら、あまり期待しないでおくよ」
「そうしてください。社長、なにか食べたいものはありますか??」
「んー。 とりあえず美優紀の手料理ならなんでもいいかな」
「そう言われると困ります」
「そう言われても、思い付かない」
「では買い物に行ってから決めます。それでいいですか??」
「ああ」
「ではわたしは買い物に行ってきますので、家で大人していてください」