【完結】ヒミツの極秘結婚【社長×秘書】


「そうですか。ではイタリアンならいつものお店にしましょうか??」

「いや、いい。 今日は美優紀に紹介したい人がいるんだ」

「紹介したい人、ですか??」

「ああ。美優紀は会っておいた方がいいかもしれない」

「そうですか?? ちなみに、どんな方なんですか??」

「会ってみればわかる」

「そんなこと言われると、とても気になりますね」

「会ってからのお楽しみだ。秋山、至急向かってくれ」

「承知しました」

えっ、どういうこと??
その人、秋山さんも知ってる人なのかしら??

そしてしばらく走ること、約30分。
どうやら目的地に着いたみたいだ。

「着いたぞ、藤枝」

「はい」

「今から案内するから、俺に着いてこい」

「はい」

そのまま言われるがままに、社長の後を着いていく。
そしてしばらく歩いて着いた場所は、とあるホテルの最上階だった。

そこはレストランになっていて、お昼時なせいか、人がたくさんいる。
でもこのレストランでわたしを会わせたい人って、誰なのかしら??
と思っていると……。

「あら、秋ーじゃない??どうしたのよ。珍しいじゃない」
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