【完結】ヒミツの極秘結婚【社長×秘書】
姉貴は厨房へと戻っていく。
「社長って、お姉さんがいたんですね??知りませんでした」
「まぁそんなこと、誰にも言うほどのことじゃねぇしな。今まで言わなかっただけ」
「なんかすごい明るい方なんですね、お姉さん」
「あんな姉貴で悪いな。根はいいヤツなんだけどさ。ちょっとウザいんだ」
「そうですか??明るくていいじゃないですか」
「そうか??まぁ姉貴には、色々と助けてもらったりしてるしな。感謝はしてる」
「そうなんですか??」
「まぁ俺のプライベートなんてわざわざ言うほどのことじゃねぇしな」
「確かにそうですね。まぁわたしは、社長のプライベートにまで口を挟むつもりはありませんので」
「でもよ、もうそんなこと言ってる場合じゃないよな??」
「そうですね。プライベートでは、わたしが社長を支えないとイケませんからね。そうも言ってられませんね」
「まぁ浮気なんてしたら、美優紀にぶち殺されるんだろうな」
「安心してください。別に浮気をするな、とは言いませんから」
「えっ。してもいいのか??浮気」