恋猿
全力疾走で2Km程逃げてきた歩夢は、ふと思った。


あの娘かわいかったな…


ブチ切れるJKが歩夢のMを目覚めさせた。


それから歩夢は、家に無事到着した。


『ただいま…』


家に入った瞬間に母の拳が、歩夢の顔面をとらえた。

バコーッン!!


『な、なにすんだ!?クソババァ』


母が鬼の形相で歩夢を睨みつけながら言った。


『アンタ、学校から電話あったよ! また喧嘩で停学だってね?』


『黙れクソ! 今回は高志が先に殴ったんだ!』


歩夢と母の喧嘩は深夜まで続いた……。
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