誰よりもキミを〜結婚式はグラウンドで!?〜
｢……瑠奈｣
廉がとろんとした目でこっちを見ながら呼んでる
ドッキっとしちゃったのは内緒
てかあたし
さっきからなに意識しちゃってんだろ…
｢……るな早く｣
｢……な、なに??｣
廉が座っているベッドのほうに行く
廉はもう目が眠そう
────────ドサッ
えっ??
廉に腕を引っ張られて廉のベッドに引きずり込まれる
これってケータイ小説でよくあるパターンじゃん(笑)
あたしはもうドキドキがヤバかった
廉に聞こえるんじゃないかってくらち
｢今日は一緒に寝るんだからな｣
なんかこどもみたいなことを言いながら
──────ｽｰｽｰ
すぐ気持ちよさそうに眠る廉の寝息が聞こえてきた
なんかむかつくっ!!!
あたしも寝よう
そうおもったのに…
ねれねぇぇぇぇえ!
