誰よりもキミを〜結婚式はグラウンドで!?〜
窓から差し込む夕日で目が覚めた
────────なんか…視線を感じる
やっぱり廉だった
「やっと起きた」
「なんかすごい視線を感じたからね」
普通に起こしてくれればよかったのに
「体大丈夫か??」
大丈夫なわけない
なんか体に違和感…
動きたくない
「あんまり大丈夫じゃなさそうだな
早く着替えとけよ
いつばばあが帰ってくるかわかんねーから」
でもあたしの着替えって確か脱衣場だったはず
ふと廉を見る
「心優しい俺様が持ってきてやっといたぜ
なんなら着替えさせてやろうか」
いやいや
自分で着替えるし
てか着替えさせられるほうが危険!!