死への救急搬送2
消防へ行くまでの間、市長室長(秘書課長)と市役所から歩いて行きながら話をしました。

私は消防の対応があまりにもひどかったので裁判にしようと弁護士や執刀医と相談をしましたが救急隊の過失は糺せても、あまりにも遠くへ搬送されてしまい最初の診断確定が遅く家内の命の因果関係が証明できずに諦めたことを伝えました。

そして以前に市長室長が「裁判にするかもしれませんよ」と私に言った時は、私は相手から裁判を起こしてくれると家内の命の因果関係は証明せずとも救急隊の過失だけを問えばよく、これは有利になると内心で思ったのだが結局話を無かったことにされたのは残念だったと伝えました。

すると彼は「基本的にこちらから裁判にすることはありません」と返答をしました。

そだとするとあの「顧問弁護士と相談して裁判にするかもしれません」と聞かされたのは、やはりただの脅しだったのでしょう。

私は今回知事のお蔭で県で開催された「M市消防の救急搬送事案協議」の文書を公開してくださり持っております。

その内容は私の人権を侵害した発言を行っている部分があり、私はその発言をしたM市消防の隊員と組織防衛で言葉を揃えている管理職連中と管理責任のある消防長の合計5名の個人に対して訴訟を起こせるか相談することを伝えました。

私が何故個人にこだわって訴訟を検討するかというとM市や消防を相手にすると弁護士費用や裁判費用などすべて税金で支払われることになります。

もしも訴訟に勝利したとしても、慰謝料は市民の血税から支払われるのです。

そのような市民に迷惑をかけることは避けたかった。

苦労をして納税している善良な方々に迷惑はかけたくないのです。

室長にもそう言いました。



ところが私の説明を聞いた室長は驚く発言をしました。

室長は消防サイドの人間なのでしょう。

彼らからは次々と驚異の発言が言い放たれます。
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