言葉のとびら
秋晴れの日☆

夏のあの日と同じように私はバスに乗り込んだ。
前と違う事は
タツと会えるというドキドキ感で一杯だった。


そしてN大学の駐車場についたら
タツが待っていた。

バスを降りて歩いていると
タツが目が合いタツさんがニコッと微笑んだ。

そして私に小声で

「ハナちゃん待ってたょ。
また後でね。」

と言い残し走って行った。

学校に入り
模擬授業を受けて
センパイ達と話す時間がやってきた。

この前と違うことは
私が入試という事だけ。

入試会場へと緊張しながら向かう。

すると前にタツさんが待っていた。

「ハナちゃん頑張って受けてこいょ。
その後話そ。
学食で待ってるから。」
といった。
私は
「頑張ってきます。
話すの楽しみにしてますね」

と言って会場の部屋へと入った。
< 6 / 10 >

この作品をシェア

pagetop