消えた約束
「実はさ、俺、親の都合で
転校しなきゃならなくなってさ。
もう少ししかここにいられない・・・。」


「そ・・そうなんだ。
いつ行くか決まってるの?」


「夏休み。」











戸惑いを隠せなかった。





今は、5月―

7月まであと2ヶ月しかないよ。。









「ホント、突然こんなこと言ってごめん。」









気づけば私は涙を流していた。











「なんで?この間この学校入学したばっかりじゃん。」








そんな私をじっと見つめ、



















私にキスをした。






















「俺たち、ずっと一緒。」















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