その女、最強総長【完】

オンジン




「いっ……」



頭の鈍い痛みで起こされる。


頭は勿論だが、体も重く、ダルい。



「おっ、おはよ。」



目の前に居る人物にフリーズする。


何で、センセが……?


あっ、そうだ…私。


意識を手放す前の記憶が蘇る。



「蘭…蘭が、居ないの。」


センセに訴えても、しょうがない事くらい解ってる。


案の定、センセは、困惑した表情を浮かべポリポリとこめかみを掻く。


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