その女、最強総長【完】



『センセ、タスケテ。』



今更だけど…


゛死にたくない゛


死んでしまったら、


月を見ることも、


月に照らせて貰え無いんでしょう?



『生きたい…!』


『…助けるよ、凛。』



センセは、ニッといつもの様に笑った。



゛まだ、蘭の場所に行けないや゛


私は、月を見ながら心の中で呟いた。


< 134 / 470 >

この作品をシェア

pagetop