その女、最強総長【完】


半年経った、14回目の検査だった。



『消えてる‐‐‐』



冗談かと、思った。



『良かったなぁ、凛ッ!』


ガバッと、センセから抱き締められて其が本当だと私は悟る。


涙が…出た。


悲しい涙じゃない、


綺麗な涙が流れた。



『センセ、ありがとッ…!』


『あぁ、頑張ったな!』



久しぶりに大声で、笑って泣いた。


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