その女、最強総長【完】



「仁…俺とバイク見に行って来んね…?その、恋話も聞くし…男が……ってことも聞いてやるしさ。」



疲れた表情で、翔は言う。

あぁ、完璧勘違いしてる…。



「あぁ。」



古谷仁、コイツ絶対何も解ってない。



「リオ、コイツ見といて。」


「あいあいさー。」


「絶対手、付けんな。」


「ハハッ、あり得ない。絶対。」



何だか地味に傷つきましたけども。


そして、子犬の様な古谷仁と、テンション下がりまくりの翔は倉庫を去って行った。



< 169 / 470 >

この作品をシェア

pagetop