その女、最強総長【完】
「仁…俺とバイク見に行って来んね…?その、恋話も聞くし…男が……ってことも聞いてやるしさ。」
疲れた表情で、翔は言う。
あぁ、完璧勘違いしてる…。
「あぁ。」
古谷仁、コイツ絶対何も解ってない。
「リオ、コイツ見といて。」
「あいあいさー。」
「絶対手、付けんな。」
「ハハッ、あり得ない。絶対。」
何だか地味に傷つきましたけども。
そして、子犬の様な古谷仁と、テンション下がりまくりの翔は倉庫を去って行った。