その女、最強総長【完】


私はソラソロと空気になりながら席に着いた。


…やっぱり…。


翔は今日も教室には居なかった。



「……アイツ良く暢気に学校来れたよな…」


「やっぱアイツ、凛華に目ぇ付けられたか。」



コソコソと周りの奴等は話始める。


あの―…全部タダ漏れしてますけどー。



「言いたい事あるなら直接言えや。」



陰で言われるくらいなら、直接言われた方がマシ。


< 186 / 470 >

この作品をシェア

pagetop