その女、最強総長【完】


「蘭、また変なの拾ってきたの。」


「うーん、何で拾ったんだろうなー。うーん、何でだ。」


馬鹿かコイツ。

私は、よく色んな奴を拾ってくる蘭を呆れた目で見ていた。



ドンドンッ



「あ、起きたみたい。」



蘭の部屋から物凄い音が響いた。


1階なのに、良く、響いた。



「いってきまーす。」


「…」



暢気に蘭は狂う翔の元へと行ってしまった。
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