その女、最強総長【完】



「アンタ逹、ヤメテよ。」

「何が?」


「アンタ逹から、私あんな一生懸命離れたのに何で来ちゃうのよ!アンタ逹が居ると私‥‥」


「私‥‥?」


「光に呑み込まれてしまう。」



私は拒絶する。


ここで流されちゃダメ。

絶対、ダメなのに。



「呑み込まれちゃえば良いじゃん。」



腕を大きく流羽は広げた。

反則だよ、こんなの。



皆の笑顔見せられて。



飛び込まないわけないじゃん。



「皆、大好きッ………」



ガバッ



私は光に包まれた。



< 260 / 470 >

この作品をシェア

pagetop