その女、最強総長【完】
「アンタ逹、ヤメテよ。」
「何が?」
「アンタ逹から、私あんな一生懸命離れたのに何で来ちゃうのよ!アンタ逹が居ると私‥‥」
「私‥‥?」
「光に呑み込まれてしまう。」
私は拒絶する。
ここで流されちゃダメ。
絶対、ダメなのに。
「呑み込まれちゃえば良いじゃん。」
腕を大きく流羽は広げた。
反則だよ、こんなの。
皆の笑顔見せられて。
飛び込まないわけないじゃん。
「皆、大好きッ………」
ガバッ
私は光に包まれた。