その女、最強総長【完】



「凛…蝶!」



仁は、昔見た少年の様なキラキラした顔を見せる。


何時もの甘えている時とは全然違う瞳。


尊敬の、眼差し。



「凛蝶、何でこんな場所に居る?」


「…お前の顔が見たくなった。」



2つの凛。



凛蝶としての凛。


普通の高校生としての凛。


「お前に会いたくてしょうがなかったよ。」



二人の凛が、アンタを求めてる。


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