その女、最強総長【完】



「おかえりぃ、仁くぅん。すずの調子はどうだっ……あっれ~もしかして、喧嘩ぁ?可哀想~!」



俺を出迎えたのは嫌味女男、亮。


無視して部屋に入ると立ちふさがる二人の男。



「なにっ、もう別れんのかよ~!」


「ププ。」



奏と流羽。


1ヶ月もの間、コイツ等との共同生活を耐えられているのは奇跡だと思う。



バンッ



荒々しく、自分の部屋の戸を開け、荒々しく閉める。


< 363 / 470 >

この作品をシェア

pagetop