その女、最強総長【完】


ポケットに手を突っ込みながら町を徘徊する。


同じ繁華街でもこんなに治安が違うんだなあと何故か関心しながら歩く。


そして、暫くぷらぷらと歩き目に入ったのは、指輪の飾られた店のショーウィンド。


思わず立ち止まってジーッと見つめる。



【世界に一つしか存在しないスター・ウエディング】



一目惚れ。

まさにそれだった。



俺は急いで店内に入った。


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