その女、最強総長【完】
「銀くぅん?何処の族入ってまちゅかあ?」
「ヤった事ある?つーか、彼女出来た事ありますー?ギャハハハッ!」
質問責めに合って何故か一方的に笑われてる私。
さらに、質問はヒートアップ。
「おめえ勉強しか知らねえんじゃねえの?」
「その面、整形した方が良いですよお?」
あぁ……五月蝿い。
ここまで耳障りな音は初めて。
そして、私は短気なもんだから耐えきれなくて…つい。
「うるせえ」
と、思ったよりもドス黒い声が出ていた。