その女、最強総長【完】



「おおおめえ、舐めてんじゃねえよ。」



完全にビビりながらも、勇敢にそう言った緑不良くん。


すると、勢い付いたその他大勢の皆さんも、口々に゛そーだ゛やっちまえー!゛と小さな声で言っている。


「新入りよぉ、俺等はかの有名な………゛凛華゛だぞ!!」


「…」



何処だそれ?


何も答えない私のせいなのか、空気がシラケてしまった。
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