その女、最強総長【完】


「お母さん、今日のご飯はなぁに?」



ノリノリの咲也くんは突然、私にふってきた。



「え…えと…」


「咲也の好きな、ハンバーグ。」



仁が耳元でコソッとフォローしてくれた。



「そう、ハンバーグ!」


「やった!やった!僕、ハンバーグ大好きなんだ!」


「ふふ、知ってる。」



咲也の頭を撫でてあげる。



「えへへ…」



可愛い笑顔に胸がキュンとくる。


仁の時のキュンとは違う、キュン。


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