その女、最強総長【完】



パシッ



…遅すぎ、隙有りすぎ。


顔めがけて、飛んできた拳を私は掌で受け止め…離さない。



「ったく、何だこいつ…!」



私は、掌にギュッと力を込め、緑不良男の拳に痛みを与える。



「いてててててっ!!」



悲鳴を上げて、私の掌から逃げようとするが、まだ…離さない。


お仕置きしてあげないとね?



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