その女、最強総長【完】
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「あっ、北極セイだぁ!」


「だな。」



仁とセイ


二人は手をしっかりと握り締め歩いている。



「北極セイ、とっても綺麗だね。」


「お母さんはあの星に居るんだ。」


「ふぅん、ママはとっても綺麗なんだね。」



遠くの空でまた、キラリと星が落ちる。



「あっ、流れ星だ!!」



きらりっ確かに星が落ちて行くのが見える。



「セイ、早く願い事しろ。」



"母ちゃんと父ちゃんと何時までも一緒に居れますよぉーにっ!"




セイは夜空に向かって大声でそう叫んだ。




2012.8.12 涼宮凛



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