その女、最強総長【完】
古谷仁の手にギュッと握られた、"カルピス"。
「そーっ…と、そーっ…と。」
私は、ゆっくりと古谷仁の手からカルピスを抜き取る。
…よしっ!
そして、等々カルピス盗みは成功。
飲みかけだけど…まあ、いっか。
粉薬を口に入れサッと、カルピスで流し込む。
…、うっ、不味い…っ。
やっぱ、水にしときゃよかったと、後悔に襲われる。
口の中の苦味にも襲われている私だが…次は眠気がやってくる。
そうえば、強い眠気に…襲われるとか…なんちゃらこんちゃらって…。
「スーッスーッ…」
と、直ぐに夢の中に入ってしまった。