その女、最強総長【完】



ガチャ……


俺は、屋上へと通じる重い鉄の扉を片手で開ける。



「普通…屋上にいると思うか…?」


「居ないに1000円。」 



後ろからはそんなヒソヒソ…というか、筒抜け状態の会話が聞こえた。



「居るに1000円。」



俺は、そう言って屋上へと足を踏み入れた。


< 70 / 470 >

この作品をシェア

pagetop