その女、最強総長【完】



俺は、力強く佐藤銀を抱き締めた。



「柔らかい体……」


「やめ‥‥ろっ。」



スッと、佐藤銀の体を撫でる。


佐藤銀は、抵抗の言葉を漏らす。



「…色気漂う女らしい香り。」


「変態っ…!」



俺は、体に鼻を近付ける。

そして、右手を眼鏡に掛け。

左手は、ボサボサの髪の毛に掛ける。


スッ……



「………まぢか。」 



思わず、俺は、そう口から溢す。




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