またいつか
僕の部屋

僕の顔を見て笑う君は、可愛くて仕方がなかった。

「…俺の顔になんかついてます?」

「いえ、ごめんなさい。違うの、なんだかあなたが可愛かったから。」

「それ、男に言うほめ言葉じゃありませんね。」

「もう、褒めているのに。」

そんな風に拗ねる君は、子供みたいで…

気づいたら、思わず抱きしめてしまっていた。
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