【続】SWEET*AFTER7〜ハジメテの社内恋愛〜
「仕事気分が抜けない…」
文句タラタラで脱力しているあたしに、拓海さんはフッと笑いかける。
「こうしてればデートだろ?」
そして、ふいに繋がれる右手。
それだけのことなのにドキッとして、嬉しくなってしまうあたしって…やっぱり単純。
「雅の好きなもの何でもおごってやるから」
…そ、そんな食べ物の誘惑にはつられないんだから!
この繋がれた手にも、甘い微笑みにも……!
「………。
…本当に何でもいいんですね?」
「あぁ、もちろん」
……負けた……。
結局あたしはこの人に勝てないんだよね…。
拓海さんは満足げに微笑むと、あたしの頭をもう片方の手でくしゃっと撫でたのだった。
文句タラタラで脱力しているあたしに、拓海さんはフッと笑いかける。
「こうしてればデートだろ?」
そして、ふいに繋がれる右手。
それだけのことなのにドキッとして、嬉しくなってしまうあたしって…やっぱり単純。
「雅の好きなもの何でもおごってやるから」
…そ、そんな食べ物の誘惑にはつられないんだから!
この繋がれた手にも、甘い微笑みにも……!
「………。
…本当に何でもいいんですね?」
「あぁ、もちろん」
……負けた……。
結局あたしはこの人に勝てないんだよね…。
拓海さんは満足げに微笑むと、あたしの頭をもう片方の手でくしゃっと撫でたのだった。