【続】SWEET*AFTER7〜ハジメテの社内恋愛〜
身の危険を感じて、あたしは必死で手と首をぶんぶんと横に振る。
「あ…あたし、一人で帰れますから!!
ていうか、かろうじて携帯はポケットに入れてたから持ってるけど、バッグは居酒屋に置きっぱなしだから取りに戻らないと…!」
「そんなフラフラじゃ無理だって~。バッグは誰かに預けておきな」
「でもっ…!」
納得のいかないあたしに、三神さんは真剣な表情で「それに」と続ける。
「今あの二人に会う勇気ある?」
「──っ…!」
その言葉で、無理やり頭の隅に追いやった二人の姿が一気に蘇ってきた。
どうしてあんなことになったのか分からない。
だけど、二人がくっついていたのは事実だ。
「あ…あたし、一人で帰れますから!!
ていうか、かろうじて携帯はポケットに入れてたから持ってるけど、バッグは居酒屋に置きっぱなしだから取りに戻らないと…!」
「そんなフラフラじゃ無理だって~。バッグは誰かに預けておきな」
「でもっ…!」
納得のいかないあたしに、三神さんは真剣な表情で「それに」と続ける。
「今あの二人に会う勇気ある?」
「──っ…!」
その言葉で、無理やり頭の隅に追いやった二人の姿が一気に蘇ってきた。
どうしてあんなことになったのか分からない。
だけど、二人がくっついていたのは事実だ。