【続】SWEET*AFTER7〜ハジメテの社内恋愛〜
キョトンとするあたしに、拓海さんはふっと口元を緩ませてこう言った。



「『イチゴと練乳は離れられない運命』なんだろ?」


「──…!!」


「お前の変な持論に例えてやったんだからありがたく思えよな」



クスッと悪戯っぽい笑みを浮かべた彼に、そのままあたしの唇は塞がれてしまった。


甘くて酸っぱい

幸福感に満ちた、いちごミルク味のキス。




拓海さん…


その言葉、あたしにはいい意味にしかとれないけどいいんだよね?


あたし達、もう離れないって思ってもいいの?



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