【続】SWEET*AFTER7〜ハジメテの社内恋愛〜
「──っ…!」
そのフレーズで、思い悩んでいたあたしの様々な思考はどこかへ飛んでいってしまった。
身体の奥深くから
ただただ、彼を愛しく想う気持ちだけが溢れてくる。
「拓海さん──…!」
一気に視界が霞んで揺れていく中、あたしは拓海さんの首に腕を回してしがみついた。
「ごめん、なさい…!!」
そして、気が付くとボロボロ涙を零しながら謝っていた。
そんなあたしを安心させるように、髪を上から下へと何度も優しく撫でてくれる。
「謝るのは俺の方だよ。
…不安にさせて悪かった」
いつまでも緩められない抱きしめる腕の力が、また一段と強くなったあたし達の絆のように思えた。
そのフレーズで、思い悩んでいたあたしの様々な思考はどこかへ飛んでいってしまった。
身体の奥深くから
ただただ、彼を愛しく想う気持ちだけが溢れてくる。
「拓海さん──…!」
一気に視界が霞んで揺れていく中、あたしは拓海さんの首に腕を回してしがみついた。
「ごめん、なさい…!!」
そして、気が付くとボロボロ涙を零しながら謝っていた。
そんなあたしを安心させるように、髪を上から下へと何度も優しく撫でてくれる。
「謝るのは俺の方だよ。
…不安にさせて悪かった」
いつまでも緩められない抱きしめる腕の力が、また一段と強くなったあたし達の絆のように思えた。