【続】SWEET*AFTER7〜ハジメテの社内恋愛〜
その拓海さんの様子に自分の考えが正しいと理解したらしい部長は、また大きなため息をついた。
「どうりで珍しいこと言い出すと思ったんだよな~!
『豪華さよりも温かみのある弁当にしたい』だなんて」
“温かみのある弁当”?
どういうことだろう、と無意識に首をかしげてしまう。
そんなあたしの疑問に答えるかのように、拓海さんはこう言った。
「もともと弁当ってそれぞれの家庭の味があるもんだろ?それに、作る人から食べる人への愛情が詰まってる。
そういう温かみを感じられる弁当はなかなか売ってない。大量生産じゃ手作り感を出すのは難しいからな」
「どうりで珍しいこと言い出すと思ったんだよな~!
『豪華さよりも温かみのある弁当にしたい』だなんて」
“温かみのある弁当”?
どういうことだろう、と無意識に首をかしげてしまう。
そんなあたしの疑問に答えるかのように、拓海さんはこう言った。
「もともと弁当ってそれぞれの家庭の味があるもんだろ?それに、作る人から食べる人への愛情が詰まってる。
そういう温かみを感じられる弁当はなかなか売ってない。大量生産じゃ手作り感を出すのは難しいからな」