【続】SWEET*AFTER7〜ハジメテの社内恋愛〜
呆れた笑いを漏らしながら言う拓海さんの言葉を、信じられない想いで聞いていた。
夢……!?
だって、こんな幸せ過ぎる出来事が現実とは思えない。
未だに放心状態のあたしを見て笑いながら、拓海さんはポケットから何かを取り出す。
そして、あたしの左手を取った。
薬指をなぞる冷たい感覚と、耳に届く色気のある甘い声。
「改めて…、誕生日おめでとう」
拓海さんの手が離れると、小さな宝石が付いた、シンプルなデザインの指輪がそこにあった。
「っ……!」
じわじわと熱いモノが目に込み上げて、揺れる視界の中でそれは更にキラキラと輝きを増していた。
夢……!?
だって、こんな幸せ過ぎる出来事が現実とは思えない。
未だに放心状態のあたしを見て笑いながら、拓海さんはポケットから何かを取り出す。
そして、あたしの左手を取った。
薬指をなぞる冷たい感覚と、耳に届く色気のある甘い声。
「改めて…、誕生日おめでとう」
拓海さんの手が離れると、小さな宝石が付いた、シンプルなデザインの指輪がそこにあった。
「っ……!」
じわじわと熱いモノが目に込み上げて、揺れる視界の中でそれは更にキラキラと輝きを増していた。