【続】SWEET*AFTER7〜ハジメテの社内恋愛〜
あんぐりと口を開けたまま固まるあたしと、ニヤリと不敵な笑みを浮かべる拓海さん。


『俺が推した』って…



「なんでそんな…!?」


「ヘルプに行ってそれなりの手助けをすればお前の評価も印象も上がる。又とないチャンスだろ」


「それはそうですけど…!
でもあたしに何も知らせないで決めるなんて!」


「さっき会議で急にその話が出たんだから仕方ない。悪いな」



そんなぁ…!

なんかいつにも増して強引じゃない?


たしかにあたしにとってはチャンスなんだと思うけど、でもそう考えてたなら一言言ってくれたってよかったのに……。


< 46 / 295 >

この作品をシェア

pagetop