【続】SWEET*AFTER7〜ハジメテの社内恋愛〜
「──っ!!」
背筋がゾクゾクっとして思わず身震いしそうになりつつ、その発言に顔がカーッと熱くなる。
「もう…っ!からかうのもいい加減に…!」
言いかけた瞬間、あたしの体がふっと軽くなった。
「…いい加減にしろ」
そして、あたしの大好きな彼の声が言いたいことを代弁してくれた。
見上げると、恐~い顔をした拓海さんが三神さんの腕を掴んでいる。
その反応を面白がるかのように、三神さんは余裕の笑みを見せた。
「…じゃあね、拓海サン」
そう言って掴まれた腕をゆっくり振りほどくと、彼はヒラヒラと手を振りながら意外にも呆気なく去っていったのだった。
背筋がゾクゾクっとして思わず身震いしそうになりつつ、その発言に顔がカーッと熱くなる。
「もう…っ!からかうのもいい加減に…!」
言いかけた瞬間、あたしの体がふっと軽くなった。
「…いい加減にしろ」
そして、あたしの大好きな彼の声が言いたいことを代弁してくれた。
見上げると、恐~い顔をした拓海さんが三神さんの腕を掴んでいる。
その反応を面白がるかのように、三神さんは余裕の笑みを見せた。
「…じゃあね、拓海サン」
そう言って掴まれた腕をゆっくり振りほどくと、彼はヒラヒラと手を振りながら意外にも呆気なく去っていったのだった。