【続】SWEET*AFTER7〜ハジメテの社内恋愛〜
──はい?


どうでもいいって…



「じゃあ何で……っきゃ!?」



──ドンッ!


突然拓海さんが振り向いた…と思ったら

あたしは後ろの壁に背中をぶつけた。



拓海さんはあたしを覆うように壁に手をついていて、すぐ目の前にある顔は険しい表情をしている。


びっくりしたあたしは、目を見開いたまま固まった。



「た、くみさん…!?」


「ったく…お前の鈍感さには呆れるよ」



は…!?何で?

何であたしが怒られるの!?


意味がわからないまま、この逃げられない状況にドギマギしていると──…


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