狼少女と初恋。
飽きただけ?
私は、飽きるような人に
負けていたの?
急に悲しくなって
強気に発言する。
「紗那さんは・・・
那月なんかにはもったいない!」
__私にとっての
もったいない存在は君。
「早く・・・別れちゃいな!」
__別れちゃったら、
私ともサヨナラするの?
那月は、少しうつむき
意を決した顔でこちらを向く。
「あぁ、そうする。」
・・・・・・終わった。
唯一の話せる時間。
狼さん、何で
出てきちゃうの・・・?