君のコト、さらっていいですか…?
「お前こそなんで逆ギレしてんだよ」
「私だって待ってたんだから…」
私はブツブツと呟く。
「もう過去形になるんだ」
愼樹の素っ気なさに私の何かが切れる。
「そもそもそうやってエラソーに
言ってるけど、私と愼樹の関係って
何なわけ!?」
「自分で考えろ」
「付き合ってもいないのに勝手に
怒って、私のことなんて
好きじゃないくせにっ!」
もう涙がでそう。
バンッ
愼樹が机を叩く。
「もういいよ、」
愼樹が図書室の扉へ向かう。
「言っとくけど俺は
何とも思ってないやつなんかに
“キス”なんてしないから」
ピシャンッ
私は涙と一緒に膝から崩れ落ちる。
「私だって待ってたんだから…」
私はブツブツと呟く。
「もう過去形になるんだ」
愼樹の素っ気なさに私の何かが切れる。
「そもそもそうやってエラソーに
言ってるけど、私と愼樹の関係って
何なわけ!?」
「自分で考えろ」
「付き合ってもいないのに勝手に
怒って、私のことなんて
好きじゃないくせにっ!」
もう涙がでそう。
バンッ
愼樹が机を叩く。
「もういいよ、」
愼樹が図書室の扉へ向かう。
「言っとくけど俺は
何とも思ってないやつなんかに
“キス”なんてしないから」
ピシャンッ
私は涙と一緒に膝から崩れ落ちる。