君のコト、さらっていいですか…?
「心配したんだからなー!」

友ちゃんにポカッと叩かれる。

「そしたら愼樹くんと仲直りしてるし」

文は口を尖らせる。

「文もありがとね」

「ドーイタシマシテ。」

「あれでも文すっごく愼樹くんに

必死で心配してたんだから」

「わかってる!」

「さ、帰るよ!」

「うん!」

皆明るく迎えてくれて。

ウジウジしてたのなんて私だけ。

だから今度は皆に笑顔を届けたい!
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